段階的学習法を復活させたコック動作 コンバインドプレーン理論に基づく段階的学習法10
こんにちは! コンバインドプレーン理論開発者の安藤秀です。
近年、インパクトエリアのクラブシャフトは腕、肘、手首を固定して体の回転によってスイングした時にできるシャフトプレーン上を動くということが言われるようになりました。しかし、ビジネスゾーンともいわれるこの区間より上のクラブの動きはスイングプレーンでは説明できないという考えが主流になり、スイング全体のプレーンイメージは一面という何とも矛盾した説明が主流になってしまっています。
そのため、スイングプレーンを小さい振り幅のスイングから段階的に大きくしていき完成させるという実に分かりやすいスイング指導は姿を消していました。しかし、シャフトプレーンからコック動作を使ってクラブシャフトを立てるという動きがあればクラブはアップライトに上がるようになります。
つまり、ここまで習してきた8-4スイングから9-3スイングまでの回転を行う間に、手首が縦方向の動きであるコック動作を行うことで体の回転は9-3スイングと同じなのにクラブシャフトが垂直に立つスイングが作れます。つまり、これがL字スイングであり、これによってシャフトプレーンとアップライトなトップオブスイングがつながるのです。
ただ、ここまでの説明ではL字のトップオブスイングの作り方は分かったがそこからのクラブの振り下ろし方が分からないというゴルファーは多いのではないでしょうか?
そこは次回。
つづく
最後まで読んでいただきありがとうござます! コンバインドプレーンゴルフスクール用賀校・荻窪湖・本厚木校・八王子みなみ野校を主宰する安藤秀でした。
標準的なスイングと個性的なスイング54